2006年03月11日

風と共に去りぬ

・本日の映画
「風と共に去りぬ」 (BS2)

(1)  ヴィヴィアン・リーの美貌と以下の台詞が強烈に印象に残る映画。
 "As God as my witness they're not going to lick me. I'm going to live through this, and when it's all over I'll never be hungry again. No, nor any of my folk. If I have to lie, steal, cheat or kill; as God as my witness, I'll never be hungry again."
 日本語訳では「I'll never be hungry again」は「私は二度と餓えません」ってなっていたのかな。この場合の「hungry」には単なる空腹だけじゃなくて、もっと違う意味があるような気がする。嘘、盗み、殺しでもやってやる、絶対に何にしがみついてでも利用できるものはとことん利用して生き抜いてみせるという、強烈な生への欲求、凄まじい上昇志向だ。(つまりトリスタンの死へまっさかさまに転落していく「sehnen」とは正反対の作用か。)
 "Tomorrow is another day"が「明日は明日の風が吹く」は上手い具合の意訳だと思うけど、「二度と餓えません」ももっと収まりのいい台詞がないのかなあと思う。「私は誓う。これからは決してみじめな(ひもじい)思いはしない、と」「私は絶対成功してみせるわ」(ダメか)。
 これらの台詞は、要するに歌舞伎の見得みたいなもので、「首が飛んでも動いてみせるわ」みたいなハッタリがほしい。観客を前にしての決め台詞なワケだから、ば〜んと歯切れ良くカッコよく決めたいものだ。(05.02.28)

(2) もちろんクラーク・ゲーブルもカッコいいしね。この映画の一番のオドロキは1939年にアレだけの映画を作っちゃうド根性ね。アメリカッつう国はやっぱすごいわ。


・「ジェヴォーダンの獣」(テレ東)
 うわ、ずっと「ジェヴォータン」だと思ってた。今初めて「タ」じゃなくて「ダ」、「ジェヴォーダン」だと知った(笑)。
 ま、それくらいの印象の映画だと思ってくれればよろしい。
 18世紀のフランスで起きた実在の連続殺人事件を元にしているらしい。雰囲気や背景や衣装はさすがおフランス、重厚感がある。しかし、話の展開や肝心の獣の登場場面になるとこれはかなりB級風味である。その落差に唖然とする。B級モンスター映画好きな夫に言わせると、「ショボい獣は許せるけど、中途半端に大作めいているのが許せない」らしい。この「しょうもねぇ〜」感がこの手の映画を楽しむには欠かせない条件であるようだ。またどんな「しょうもない映画」でも、楽しめる点は最低でもひとつはある、とわたしは思っている。
 この映画におけるわたしの楽しみは、旬な役者ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチ夫婦が出演していることであった。(05.03.27)


・昨日の晩餐
 アイルランドふうシチュー
 海藻サラダ
 フランスパン
 赤ワイン(キャンティ)
posted by ぴっぽ at 05:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画:か行〜
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